ドヤ顔したけりゃスタバへ
書店でプログラム技術書を眺めていると、後ろの英語リーダーコーナーに若い男の子二人がやってきまして。
「おー、おまえこういうの読めるんや。すげぇな!」
「いや、読めないよ?」
「じゃぁ見るだけ無駄じゃね」
「めっちゃ時間かかるけど訳しながらは読めるって」
「それ、読めてないよね?」
「一応読めてるだろ」
「読めてるふりしてパラパラと次のページに行けよ!」
「ふりしてどうするの」
「周囲の人へアピール」
「あー、知り合いにそういうやつおるわ。電車の中で英字新聞をざくざく読み進めているようで、実は何もわかっていない奴」
「なに電車内でデキる子アピールしてんだよ。そういうのやりたいならスタバいけよ!」
「偏見すぎるわ」
「いや、あってるだろ」
あってるわ。
ちなみに、彼らが手にとっていたのはペンギンリーダーズやオックスフォードのあれ。